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BASARA熱炎上で火が付く同人熱。
やろう。近いうちに!
まずはリハビリで何か書く!
ゆらり。
坂の上辺りのアスファルトはぐらりぐらりと陽炎が立ち、それを何とはなく眺める。
ただでさえ暑いと言うのにそれは視覚からも熱を与えようとしているようで、うんざりした顔でこめかみから輪郭をなぞるようにあごへと流れる汗を手の甲で拭った。
「あちぃ……。」
辺りに人がいないもので気が抜けて口をついた言葉も力が無い。
ふつふつと阿部は怒りを燃やす。
元来長くない男の気は、熱気を孕んだまま少しも動かずにじっとそこにいて、通り掛かる者を蒸そうとしているかのような夏の気温に更に短くなっていた。
まずは夏の暑さに。実体のないものに対して腹を立てる不条理さに矛先はすぐに自分をこんな真夏の炎天下に歩かせるあの男へと加速度で移った。
あの馬鹿は。
今度は悪態を心の中に止めたが表情は阿修羅の如く。
やろう。近いうちに!
まずはリハビリで何か書く!
ゆらり。
坂の上辺りのアスファルトはぐらりぐらりと陽炎が立ち、それを何とはなく眺める。
ただでさえ暑いと言うのにそれは視覚からも熱を与えようとしているようで、うんざりした顔でこめかみから輪郭をなぞるようにあごへと流れる汗を手の甲で拭った。
「あちぃ……。」
辺りに人がいないもので気が抜けて口をついた言葉も力が無い。
ふつふつと阿部は怒りを燃やす。
元来長くない男の気は、熱気を孕んだまま少しも動かずにじっとそこにいて、通り掛かる者を蒸そうとしているかのような夏の気温に更に短くなっていた。
まずは夏の暑さに。実体のないものに対して腹を立てる不条理さに矛先はすぐに自分をこんな真夏の炎天下に歩かせるあの男へと加速度で移った。
あの馬鹿は。
今度は悪態を心の中に止めたが表情は阿修羅の如く。
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